【シンガポール賃貸】1Year+1Year契約って何?


我が家、急に引越しになるかも…と書きましたが。


その後、本当に引越しをすることに決めて、先週末に新しい家を決めました。



息子の1年生生活が終わり、長期休暇の間に引越すので、それは良かったのですが。


まさかシンガポールに来て1年で引越しをすると思っておらず、3週間ほど日本に帰省する予定で航空券を買ってしまっていて…日程変更・キャンセル料が高いので当初の予定通りに帰省もするから、思い立ってから時間がない中での引越しになります。


でもシンガポールのコンドは直前で借りるもののようだし、家具付きの家だとかなり気軽に引越しするようなので、引越しってこんなもん?のようです。






で、なぜ突然、引越し!という運びになったかと言うと。



我が家は、昨年の8月から2年契約で今のコンドミニアムを借りたつもりでいました。


我が家にはエージェントを付けずに、オーナー側のエージェントと契約したのですが、その時に契約期間が1Year+1Yearという形で書き込まれていて、「これはどういうこと?」と聞いたら、「2年契約ってことだから気にしないで」的な返答でした。


今から思えば、オーナーとエージェントからすれば、私たちはシンガポールの賃貸事情を知らない外国人だったのだと思います。



そうやって家を借りてシンガポール生活が始まり



★MRT・バス停近くでとても便利な立地


★ジュロンイースト周辺にはスーパーがたくさんある(ISETAN・フェアプライス・フェアプライスエクストラ・フェアプライスファイネスト・ジャイアント)


★新築でどこもキレイ


★噂に聞くほど新築の初期不良に追われることもなかった


★初期不良は新築の一年保証があるためオーナーも即対処してくれた


★息子の学校に近い


★クラスメイトが住んでいて一緒にスクールバス登校できた


★息子と同じ年くらいのお友達も数人できた





外国で最初に住むには、かなり良い家だったのですが。





★シンガポールの中心街までは遠い


★夫の通勤も遠い(日本の通勤事情から比べると最初はだいぶ近く感じたけれど、シンガポールの通勤事情で考えると遠い)


★夫の仕事柄、深夜帰宅もあり、タクシーを頻繁に利用するには遠い


★遠くても配車アプリを使うと安いけれど、UberがGrabに吸収されてからGrabが値上がり、利用を躊躇するくらい高い時もある


★中心街からジュロンイーストまでのスタンダードタクシーは気軽に使える料金ではない


★立地が良い分、狭いのに家賃が高い


★シンガポールの最近の新築にはシェルターを設置する必要がなくなり、大型荷物を収納できるスペースがない


★新築の一年保証期間が終わったら、オーナーが修理を放置するようになってきた





・・・・という事情から、2年契約が終わったら、引越しをしようと考えていました。




シンガポールで最初に生活するには、あまりにも便利で、むしろ日本で駅から離れた住宅街マンション群で暮らしていた頃よりもかなり便利で、何のストレスもなく生活をスタートできたのだけど。


分譲マンション10年暮らしから、気軽に住み替えられる賃貸暮らしになったのだし、せっかくシンガポールに来たのだから、色々な土地を経験してみようかと。


ジュロンイーストは便利だけど、便利過ぎて日本にいるような感覚なので、もうちょっと不便でも外国で暮らしている雰囲気の生活をしてみたい、という気持ちもあり(これは引越後に後悔して泣きをみるかもしれないけど…)。




住んで一年経って、むしろ引越しをしたい気持ちのほうが大きくなってきた頃に…




オーナーのエージェントから「一年目の契約更新時期だけど、どうする?」という連絡が来たのです。



うちは2年契約のはずだけど?

どういうことだ??



オーナー側エージェントいわく…



我が家の契約の1Year+1Yearというのは



★オーナーは2年間テナント(入居者)に退去を言い渡すことはできない


★オーナーは1年目の契約終了時に新しく家賃を設定することができる


★テナントは1年目でも契約解除ができる





…という契約形態だそうで(詳しく調べていないので、真相・詳細はご自身でお調べ下さい)


結果、一年目で家賃がS$200上がりました。



シンガポールの家賃がかなり下がっているこのご時世に。



昨年我が家が借りた頃は、まだ日本人入居者は少なくて、郊外の駅前物件には妥当と思える家賃で借りたのですが。

この春の転勤で、かなり多くの日本人駐在員家庭が入居し、しかも、初期に一番安価で借りたユニットに比べると1000ドルupでも、バンバン借り手がついたそうで。

それでも、駐在員の家賃を出す日系企業からすれば、オーチャードなどの中心街に比べたら、だいぶ手頃なのでしょう。


うちのオーナーは、自分たちも同じコンドに住んでいるので、その家賃相場の急上昇を知って、値上げとなったようです。すぐ近くにISETANがある好立地、移住者に安価で貸さなくても、日本人駐在員に高値で貸せる可能性は高い。むしろ、S$200の値上げなら良心的なのかもしれない。



でも、気に入っている家でS$200上がるなら、新築駅近だし仕方がない…となったかもしれませんが、引越したいと思っていた時の値上げだったので、即「引越しを考えます」という返事をしました。



そうしたら、エージェントの返事は「じゃあ来週、次のテナントの内覧入れていい?」というサッパリしたもので。笑




よーし!引越すぞー!!




…という運びとなったのでありました。




日本の賃貸事情に慣れたアラフォー夫婦ですから、面食らうところももちろんあるわけですが、私たちは会社都合の駐在ではなく、自分たちで好き好んでシンガポールという国に移住してきたわけですから


郷に入りては郷に従え、これがシンガポールというものだと思うと、不思議とネガティブな感情よりも、より良い生活環境を目指してポジティブな感情で動けるものでした。


むしろ、2年間は引越せないと思っていたところに、今年引越せることになったのだから!




…とは言っても、あまりに急で色々大変だけどね。





そんなわけで、息子のホリデーに入っても、さぁ遊びに出掛けよう!とはならず、掃除したり、荷造りしたり、メンテしたり、色々やることをこなす日々です。




Familytravelog,Our Singapore Life.

2017年からシンガポールに住んでいます。 【メッセージはfamilytravelog@gmail.comへお願いします】

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