Library@Harbourfront


VivoCityの3階に新しくオープンした、公立図書館 Library@Harbourfrontに行ってきました。




セントーサエクスプレス乗り場、Food Republic、Marcheなどがある3階屋上テラスの、一番海側にあります。



こんな絶景場所に造られた図書館、本を読むスペースからは、セントーサエクスプレスも見えました。



まず、入って、左がCHILD、右がTEENSとADULTのコーナーに完全に分かれているのが、素晴らしい。


大人コーナーは、雑誌、料理本、旅行本などのお洒落なコーナーが充実。




図書館の利用は、事前にアプリを登録していくと便利。




電子雑誌を読めるPressReaderアプリも推奨されていて、これ色んな雑誌や新聞が読めて良いです。




蔵書は、英語・中国語・マレー語・タミル語で、日本語の本は見当たりませんでしたが、日本人作家の英語版はありました。



大人コーナーには勉強や仕事スペースも充実。



家からバスで30分くらいかかりますが、2019年はここで英語の本を読んだり、課題をやったり、勉強をしようかな。


家でやると、ついお菓子に手が伸びたり、ソファに寝転んだりしてしまうので…


私、大学時代に図書館司書の勉強もしたくらい(その後何も使えていませんが)図書館という空間が好きなので、ここに通うのも、いいかもしれない。


専業主婦で図書館通いって、もはや隠居の生活ですが。。


ここから息子の学校お迎えまで、バス1本で行かれるので、11時の開館からお迎え時間まで勉強すると、自分に言い聞かせて。




子供コーナーがとても広く、こちらも英語・中国語・タミル語・マレー語の絵本が揃い、国を挙げて勉強を推進するシンガポールで、親子で本を読むことがいかに馴染んでいるかがわかります。



本だけではなく、遊びコーナーもあり。



ここで長らく遊んでいた息子。



実は、土曜日の午前中に初めて行き、夫が調べ物をしたいというので日曜日の午後にも行きました。


その間3時間も遊んでいた子。



初対面の子とお友達になり、一緒に何か作って遊んでいたようです。


日本人、中国人、韓国人、そしてシンガポール人、みんな英語で話し合いながら何かを作っていく姿に、言葉の大切さを実感しました。


子供は言葉が通じなくても遊べると日本人はよく言うけど、それは最初だけ。言葉が通じて、話が通じて、気持ちが通じないと、じっくりとは遊びません。



そしてこれは、シンガポールに来て、外国人の子供や親と接するようになって、日々思うことなのですが


日本人は、子供を子供だけで遊ばせる文化があり、よく言えば子供の自主性を重んじるけれど、別の見方をすれば放置国家。子供同士で取り合いしたり喧嘩をして、そこから何かを学んで強くなっていくんだ、という考え方がある。


外国人は、子供から目を離さない。親か、ヘルパーさんが常にそばについている。そして、まず取り合いや喧嘩をさせない。話し合いと共存を促す。



日本人は、子供が2人3人いても母親だけで育てることが多く、子供を小さい頃から自立させる方向で育てるけれど、親が見ていないところでの子供同士の喧嘩やイジメも多い。大人になって、1人行動を好むのも、話し合いやチームワークが苦手な人が多いのも、自分と違う考え方の人間を受け入れることが苦手なのも、実はこの環境が影響しているのではないかと思えてきた。


外国人は、小学生の間は、子供だけで行動させないし、子供たちだけで遊ばせて、親が話に夢中ということはしない。お友達と喧嘩しそうになったら、上手に一緒に遊べるようサポートする。これが、外国人がチームワークに強い理由なのではないかと思う。考え方が違う人間との距離の置き方が上手いのも。



そして、日曜日は本当にたくさんの子連れ家族が図書館にいましたが、大騒ぎしている子、走り回っている子は見かけなかった(たまにはいるのかもしれないけれど)。


別に、親が子供を静かにしなさいと押さえつけているわけでは決して無いのに、この大人も子供も居心地の良い空間はどうやって生まれるのか


何が子供にとっての自由か、何が躾か、学ぶことが多い海外生活です。



6歳以下の子供が参加できるプログラムもあるようです。

Familytravelog,Our Singapore Life.

2017年からシンガポールに住んでいます。 【メッセージはfamilytravelog@gmail.comへお願いします】

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