今回のパース旅行、息子の一番の目的は、ロットネスト島に生息するクォッカワラビーを見に行くことでした。
ロットネスト島へは、フリーマントルからフェリーで30分、パースシティからも1時間30分で行かれるので、気軽な日帰り旅として案内されていることが多いのですが
クォッカワラビーは夜行性。
朝~午後まで日帰りツアーで行く時間帯は、クォッカの寝ている時間。たまに起きている子もいますが、眠そう~にしていました。
ロットネスト島の大自然をメインに、ちょっとクォッカに会えたらいいな、という目的ならば、日帰りで充分ですが、クォッカを目的にロットネスト島に行くのであれば、泊まりで行って、夕方以降にたくさん現れる元気なクォッカを見るのが良いと思います。
世界一幸せな動物と言われる、クォッカ。
それは、生態系を守られたロットネスト島にしか生息しないので、天敵がいないということ。
そして、つぶらな瞳と、下から見ると口角が上がってニッコリしているように見える表情がなんとも可愛らしいから。
朝は、寝ているクォッカがほとんど。
昼は、あまり姿を見ませんでした。
夕方になると…
あっちにも、こっちにも、クォッカ!
昼間は森で寝ていて、夕方になると起きて元気に飛び跳ねているのかな?
昼のクォッカは、あまり動いてなかったけれど
夕方の寝起きのクォッカたちは、素早く飛び跳ねて走り、元気!
寝起きでお腹が空いているのか、葉っぱも食べる食べる。
寝起きは、つぶらな瞳もよりキラキラと。笑
可愛すぎて、いつまででも遊んでいたくなる…
私、物心がついたころから、小さな哺乳類がとても苦手で。
幼稚園のクラスにいたハムスターが触れなくて泣いていたくらい、何故だかわからないけど、本当にどうしても苦手。
モルモットやウサギも苦手。
小動物を愛して飼っている方には、こんなことを言うのは本当に申し訳ないのですが。
アレに至っては、名前を書くのも聞くのも身の毛がよだつくらいダメ。ドラえもんと同じくらい、アレは苦手。。
なので、実はクォッカもそんな感じで、私は見に行けるのだろうか…と内心思いつつも、クォッカに会えることをものすごく楽しみにしている息子にはそんなことは言えず
だって、「ロットネスト島」という名前自体が、そもそもこの島を最初に発見した人たちが、初めて見たクォッカをアレと間違えて、「ラットの巣のような島」という言葉をもじって、「ロットネスト島」になったらしいのですから。
でも、実際に見たクォッカは、とってもとっても可愛かった!
嬉しそうにクォッカと戯れる息子を見て(触ってはいませんよ)
夫が一緒じゃないのは残念だけど、2人でも旅行に来てみて良かったなと思いました。
夕食は、ホテルの隣、海辺にあるTHOMSONSというレストランへ。
レストランの横に砂場のプレグラがあり、子供はここへまっしぐら。
旅行中、公園ばっかり行っていた気がするけど。「景色見て何が楽しいの?」という7才男児には、公園遊びを混ぜないと、円満に旅が進まない。
「ご飯ができたら行くね~」と、全然レストランに入る気配がないので
プレグラが見えるテラス席に座って、先に注文をして待ちました。
鳥防止のためか、テラスはネットが張られていた。
先に1人でワインを飲みながら待っていて
ピザが出来上がったら、席にやって来た息子。
プレグラから頃合いを見計らってたらしい。成長したじゃないか。
ロットネスト島には、民家というものは無いらしい。
ここにいるのは、島で働く人と、旅行者だけ。
しかも旅行者の多くは日帰りで訪れ、夕方には帰ってしまうため、夜はとても静か。
人間よりも、クォッカのほうが多いのかも。
0コメント