息子の2年生生活が終わりました。
早いもので、入学から2年。
行事の多いシンガポールのインターナショナルスクール生活も、2巡すると、だいぶ様子が勝手がわかってきたというか、必死だった1年目よりも、だんだんと楽しむ余裕が出てきて
今年は多国籍な生徒のクラスで、よくやった!という、花丸をあげたい気持ちです。
息子は、超前向きというか、心の扉がいつも全開な子で、男女問わずクラスメイトとコミュニケーションを取って仲良くなれていたようなので、高学年になっても、その心の扉を開けたままでいられるといいなと思っています。
勉強に関しては、最初はネイティブ英語スピーカーに混じって算数を学ぶなかで、日本式とはまるで違う考え方・計算方法に戸惑っていたようですが
ローカル向けのPrimary Mathのドリルを買って、なるべく毎日やるよう日課にしたら(毎日手を付けるまで時間がかかったけども)、解き方に慣れてコツを得たようで、最後のMathの成績は、努力が実を結んでいたので
何が解らないのか? 解き方なのか、英語の言い回しなのか。勉強を、「わかる、楽しい!」に変えてあげる親のサポートの重要さを感じました。
インターナショナルスクールに通わせて、日々感じることは
インターナショナルスクールは、英語で勉強をする所であって、英語を勉強する所ではないということ。語学学校ではない。
うちのような日本人夫婦の家庭の子をインターナショナルスクールに通わせ、尚かつ日本語も諦めない、という方針で、家では完全に日本語で会話する場合
ネイティブ英語スピーカーのご家庭の2倍も3倍も、英語力も勉強も、コミュニケーションも、家庭における親子での努力が必要だと思います。
そして、英語の語彙を増やすためには、母国語がしっかり年相応に伸びていないと、言葉の意味の理解が難しい。
母国語も外国語も、どちらも伸びていると、一方の解らない言葉を、もう一方の言語で説明することができて、理解が早いなと思う。
外国語を学ぶと同時に、母国語が大事という意味がわかってきたような気がします。
日本人の感覚を大事に持ちつつ、色んな国から来た友達や先生たちの感覚も受け入れて、心の器を大きくして行ってくれたらいいなと思います。
年度末の最終日は、恒例の、スクールバスセレモニーがありました。
数十台のスクールバスが、派手にクラクションを鳴らしながら出発し、校門までの沿道にずらりと先生たちがならんで、笑顔で手を降って送り出してくれるセレモニー。
インターナショナルスクールは、帰国や転校で、たくさんの別れがあります。
去年、初めてそれを経験した息子は、別れが淋しいと泣きじゃくったのですが
今年は、理解ができてきたのか、慣れたのか、笑顔で最終日を迎えることができました。
放課後いつも一緒に遊んでいた仲良しのお友達が、2年のウェイティングの末に希望の学校へ転校できることになったので、とても大きなお別れになったのですが
別れは門出、淋しいばかりじゃないことを、少しずつ理解してきたようです。
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息子が年度末の最終日に、学校でパーティーを楽しんでいる間に…
この日は夫が休みを取って、年度末のお迎えに一緒に行ったのですが
その前に
チャンギ国際空港に隣接した、クラウンプラザホテルの「AZUR」ランチビュッフェの券を頂いたので、久しぶりに二人でランチに出かけました。
こういう機会がないと、我が家はこのホテルに行く事は無さそうなので
空港直結のホテルに、束の間の旅行気分で。
品数はそれほど多くないけれど、中華、インド、シーフード、日本食と一通り揃っていました。
食事の品揃えのわりに、デザートが豊富でした。
チョコレートファウンテン、アイスカチャン(カキ氷)など、インパクトのあるものとか、色鮮やかなマレー菓子が並んでいて、華やか。
ちょっと残念なのが、ドリンクは水のみ。
別料金でオーダーできるとは思いますが、周りもみんな水だけだったので、私達も水で。
食事中のジュースは不要だけど、デザートを食べて、コーヒーがないのは、ちよっと物足りず…
AZURの先に、空港T1に繋がる出口があったので
クラウンプラザの出入口の並びにある、JEWELの出入口に進み
息子のお迎えまで、JEWELのどこかのお店でコーヒーを飲むことに。
エスカレーターに乗っていると、頭上に、新オープンした遊び場のネットが張り巡らされていました。
この階、初めて行ってみましたが、まるで植物園のよう。
Prive Cafeでアイスラテを飲みながら、思わず見入ってしまうくらいの、大自然感。
これが空港の一部のショッピングモールだなんて、本当にすごいセンス。
空港近くにいると、なんだか旅気分になってしまって
すっかりホリデー気分だったけど
いやいや!まだ息子のお迎え行ってませんから!
昼間にタクシーで空港を出ると、旅行でシンガポールに来ていた頃を思い出す。
イーストコースト辺りの南国な風景が、日常の疲れを吹き飛ばしてくれたような。
シンガポールに来た〜!という気分になったっけ。
今ここに住んでるんだなぁと思うと、未だに、ちょっと不思議。
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