夕方、息子のスイミングを見ている時に、ふと空を見上げたら、美しい飛行機雲が伸びていました。
松任谷由実さんの、ひこうき雲という曲を思い出し
この映画を思い出した。
この映画の受け止め方は、観た人それぞれだけど
災害、戦争、病、どうにもならない時代や環境の中でも、何かに情熱を傾けることが、生きるということなのだと考えた作品。
それが正義であろうが、善であろうが、悪であろうが。
(映画のネタバレになってしまいますが)
物語の終盤、二郎が設計した戦闘機の試験飛行の日、結核で病床につく菜穂子が身支度をして家を出るシーンがあり
あぁ、病の身体をおしてでも、二郎の飛行機が飛ぶのを見たいわよね、そうだよね、うんうん、、みたいな気持ちで見ていたら
菜穂子は二郎の試験飛行を見に行ったのではなく、一人静かに療養所に戻って行く…という展開に、私はけっこう衝撃を受けたのですが
「試験飛行を見に行こうというのは、オカンの発想だ!」
と笑われた。
確かに、、、。
いいんです、オカンとして子育てに情熱を傾けるのが、今の私の生き方なのですから。
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