有難いことに、この一か月の間に、日本から3組のお客様がやってきた。
その余韻に浸る間もなく、怒涛の息子の学校行事がやってきた。
しかも雨期が始まったのか、連日の雨。開会と同時に土砂降りスコールに見舞われたグラウンド開催行事は、翌日に持ち越され、先週は毎日のように学校に行っていた。
何もわからずにシンガポールのインター校で小学校生活が始まった去年に比べれば、学校行事もイベントも宿題も予想が付くようになったので、少しは余裕を持って学校行事を楽しめているのですが
アジア人が多かった去年のクラスから一転、今年のクラスは多国籍。
天真爛漫な息子でも過酷さを感じた環境の中で、心も、英会話力も、ぐっと成長した気がします。
日本人の大人は、「子供は言葉が通じなくても遊べる」と思っている人が多いけど、小学生になると、言葉が通じない子は、遊びに混ぜてはもらえません。子供は、言葉が通じない子を警戒します。子供は正直で容赦ない。
日本人の大人は、「子供はすぐに英語を覚える」と思っている人が多いけど、小学生になると、恥じらいも出てくるし、自分と他人の違いに敏感になり、そう簡単に心を開かない。ネイティブの子たちの語彙も発達してきているから、フォニックス、リーディング、ライティング、何より会話力を付けないと、学校の授業と友達作りには付いていけない。
そして、日本語を話せる人同士が誰でも仲良くなれるわけではないのと同様に、ただ英語が話せれば仲良くなれるわけではない。
英語が話せて尚且つ、気が合う子、一緒にいて面白いと思える子でないと、仲良くはなれない。
息子が、「質問はできるけど、フリートークは難しい」と呟いたことがありました。
ひな壇芸人のような悩みがあるんだなぁと、思ってしまいましたが。観ているアニメが違う、戦隊ものが違う、本のキャラクターが違うから、共通の会話の糸口を見つけるのに苦労したようです。
厳しい世界だけど、シンガポールで暮らしたければ、この学校にいたければ、頑張って、その壁を越えてほしい。
このハーフタームの2か月間で、壁紙くらいは破れたような気がします。
お疲れ、息子。
1週間のホリデーでゆっくり休んで、また頑張れ。
最近の日本は、頑張らない方向が賞賛されているように見受けられるけど
頑張らないと手に入らないものの方が、多いんだよ。
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ホリデーに入る金曜日、お疲れさま~ということで、Vivo CityのMarcheに行きました。
いつも行列していて、入れたことがなかった、VivoのMarche。
夫が早い時間に仕事を終えられたので、行列に並んでみました。
15組ほど並んでいましたが、店内は広く席数が多いので、わりとスイスイ進んで、席に着くことができました。
子供の遊び場からは少し離れてしまったけど、滑り台は見える席。
屋内で遊び場があるレストランはあまりないので、重宝するMarche。いつも行く313@Somersetの店舗のほうが遊び場が若干広い気がするし、Vivoのほうは滑り台が高いので、小さな子供は付きっきりでないと心配ですが、小学校低学年にはちょうど良い遊び場でした。
さっさとボロネーゼパスタを食べて、さっさと遊び場に行き、同じ年くらいの友達を作って、ずっと遊んでいた息子。
おかげで、夫婦でゆっくり夕食をとることができました。
私はよく一人の時や、偶然ドンキで遭遇した友達と、サマセットのMarcheに流れる時があるのですが。夫は初めてだったので、勢いある色鮮やかな野菜等の食材のパフォーマンスに驚いていました。
とりあえず、息子のボロネーゼをオーダーして
大人はピルスナーで、息子はお水で、乾杯。
息子が楽しそうに遊んでいたので、デザートも。
Marcheに入る頃に雨が降り始め、食事中は激しい雷雨だったけれど、食事を終えて店を出る頃には止んでいました。
ケーブルカー(マウントフェーバーライン)の年パスがあと3日で切れることを思い出し、夜景を見に行くことに。
雷雨のあとの金曜の夜は、ガラガラでした。
ハーバーフロントから乗って、マウントフェーバーに上がり、またハーバーフロントに戻って通過して、セントーサへ。
年パスが切れる前に、ぐるっと回って景色を堪能しました。
今の家からだと、セントーサへはバスでも乗り入れやすいし、気軽に使えるタクシー代の距離だから、もうしばらくはケーブルカーの年パスは要らないと話しているのだけど
やっぱりこの景色は素晴らしかった。
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