息子のホリデー最終日。
シンガポール北東部、マレーシアとの境にある離島・ウビン島へ行ってきました。
この日も天気が良く、朝テニスから戻ってきた夫と息子に、突然「ウビン島へ行こうか!」と言ってみたら、みんな乗り気になったので、急いで準備して出発。
ブキティマ地区からは、ウビン島行きのフェリーが出るチャンギポイントフェリーターミナルまでタクシーで行けば早いのですが、節約派の我が家はバスでのんびり向かいました。
チャンギビレッジで下車。飲食店、ホーカーセンター、バスターミナルなどで賑わうところを通って、チャンギポイントフェリーターミナルへ。
ここから、ウビン島行きと、マレーシア・ジョホールバル行きの船が出ています。
チケット売り場は無く、船に乗ってから船頭さんに1人S$3を現金で支払います。
時刻表も無く、12人集まったら出航。
快晴の日曜日の午前は、絶え間なく乗客が集まって来るようで、次々と船が出ていました。
私たちが乗った船は、10人弱でしたが、それでも出航するらしい。
フェリーターミナルから歩道橋で渡れる島に、滑り台などの子供の遊び場があるのが見えました。ここで遊ぶのもリゾート感があって良いかも。でも子供が簡単に海に入ってしまいそうで、心配になりそうですが…。
なかなかのスピードで、風を切って進むジェッティー。
10分くらいで、ウビン島に到着。
ウビン島は自転車を借りてサイクリングで回るのがメジャーな遊び方。
レンタル自転車屋が数軒並んでいます。
11時半ごろ到着したので、とりあえず道を進んで先にランチを食べることに。
フェリーを降りたところから見えた、海にせり出すように建てられた海鮮料理屋へ。
このあとサイクリングだったので100プラスを飲みましたが、先にサイクリングしてからの食事だったらビールが美味しいでしょうね。
炒飯、イカフライ、海老ロール、カンコン炒めの4品+缶ジュース2つで、S$34。シンガポールの街中よりはお手頃です。
ただ、レストランと言ってもホーカーのような感じなので、「シーフードを目当てに離島へ来る」という感じではない気がしました。
次からは、ウビン島へ渡る前に、チャンギビレッジのカフェやホーカーで食事を済ませてから船に乗り、サイクリングを楽しむだけで良いかも。
食事を終えて、レンタル自転車屋さんへ。
私は、そんなに本格的なサイクリングになるとは思わずに、日焼け防止で薄いコットンの長袖のロングワンピースにサンダル、トートバッグで行ってしまったので、MTBに乗れず、籠付きのママチャリを借りました。
でもこれが、舗装されたコンクリートの道を通るだけなら良いけれど、途中からのジャングルの道を走るのはタイヤが細くて不安定でした。
日本のママチャリのように、サドルにクッションも入っていないので、お尻が痛い…。
ウビン島へ行くなら厚地のパンツ(デニム)、リュック、スニーカーでMTBを借りることをお勧めします。
そしてここで、うちの息子が自転車に乗れないことに気付く!!
まだ補助輪が完全に外れないまま、幼稚園生の時にシンガポールに来てしまい、息子の自転車は日本に置いてきてしまいました。
シンガポールでは子供が自転車に乗って移動する様子はあまり見ないし、暑さとスコールのため自転車よりもバス等の車で移動する文化なので、こっちに引越して以来、息子に自転車を教えることをすっかり忘れていました。
このお店には、子供乗せ自転車もあったので、後ろ乗せを借りることに。
サイズ、ギリギリですが。。
もし夫がバランスを崩して倒れそうになっても、息子は自分で足を付いて着地できそうなサイズ感。本当は重さ制限とかあると思うんだけど。。
絶対に後輪に足を巻き込まないように言い聞かせて、出発。
自転車屋さんで、ウビン島のサイクリングコースのコピーをもらったので、それを参考に進みました。
今回は、島の北東側へ。
日差しが強く、サングラスなしではキツい。
息子にはキャップとサングラスを持たせていて良かった。
途中に道案内板があるので、現在地点を確認しながら進みました。
途中で警察の施設の前も通りました。訓練所のようなところかな?
ジャングルのサイクリングロードは、誰もいない道もあるので、簡単に遭難できそうだし、自転車がパンクした時や急な雷雨の時など少々怖そうな感じもありますが、警察車や管理の車がけっこう通っていたので、万が一の時のヘルプは呼べそうな雰囲気でした。
島の北端に出る道を進んだら、海には出られず、行き止まり。
マングローブの森の脇道を通って、島の東側へ行くルートへ変更。
最初に行った北へ向かうルートはほとんど人がいませんでしたが、東へ向かうルートは大人気。
スピーカーを持って、大音量で音楽を流しながらサイクリングする若者グループも。
ジャングルの中に民家もあります。
小屋のような休憩カフェもありました。
道で、イノシシに遭遇。
亥年の初めに、縁起の良いこと。
自転車置き場がある場所に着いて、ここから先は自転車では進めず、徒歩のみ。
この極太タイヤのMTBだったら走りやすそうだなぁ。
歩いて進みます。
大きなトカゲに遭遇。
インフォメーションキオスクあり。自販機で飲み物を買うこともできます。
海沿いのルートへ進みました。
ジャングルだけど、ちゃんと舗装されて観光地になっているのが、シンガポールらしいところ。
見栄えの良いハイキングコースです。
テロックブランガー辺りの水上橋に似ています。
ここを歩いていた時には、すでにサイクリング2時間+ハイキングで疲れていて
快晴の暑さの中、マングローブコースまで行く体力がなく、省略。いつかまたウビン島を訪れる時に行ってみたいと思います。
シンガポールに来てから自転車に乗っていなかったので、久しぶりの自転車、しかもジャングル道のサイクリングで、太腿の筋肉が痛かった…
きれいな貯水池を通って、最後のもうひと頑張り。
自転車のレンタル料は、3時間で1台S$10。
そんなに長く借りないわ~と思って気軽に出発したけど、しっかり3時間使いました!
かなり疲れました。
めちゃくちゃ日差しを浴びました。
でも楽しかったし、気分爽快。
帰りの船も、数分しか待たずに出発。
楽しかったねぇ、いいねぇウビン島…と話していたら
息子が階段を転げ落ちて行きました。きゃああ~。。危ない危ない。
お子様連れの方、ご注意を。
転げ落ちた息子を助けていたら、船に乗り込むのが一番最後になり、夫は最後尾の席しか空きがなく、ザッバーン!ザッブーン!と豪快に海の水しぶきを浴びていた…
チャンギビレッジに戻り、あまりの暑さに、身体に熱がこもったようになっていたので、ホーカーでかき氷を食べて身体を冷やしました。
アイスカチャンと、アロエベラ&マンゴー。
1つ、S$2。
冷たくて美味しくて、喉の渇きと身体の火照りが収まりました。
急に思い立って行ける、日帰りウビン島の旅。
このまま息子が自転車に乗れないままだと、そのうち後ろ乗せサイクリングは無理になり、ハイキングをするしかなくなりますが(かと言ってウビン島のために自転車の練習をするという機会はあるのかどうか?)
今回はまだ行っていないサイクリングコースもあるので、また行ってみたいと思います。
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