阪神ファンなら、続けて「鳥谷敬〜!」と歌いたくなる一節ですが。
そうではなくて
最近日本で、偽物に商標権を乗っ取られて話題になった、ティラミスヒーロー。
本家ティラミスヒーローがその名前を使用できなくなり、現在ティラミススターという名前に生まれ変わり、注文が殺到しているらしい。
日本に住んでいた頃、近くのショッピングモールにたまにティラミスヒーローが出店していて、そのたびに確かに行列ができていたので、人気があるんだなぁ…と思っていました。
我が家がシンガポールに引越して1ヶ月後くらいにも出店していたらしく、幼稚園のお友達ママが「ティラミスヒーローってシンガポールのスイーツなのね。あなたを思い出して、思わず買いました」というLINEメッセージを送ってくれて
私もシンガポールで買ってみよう…と調べてみたら、ラベンダー駅あたりの1店舗しかなくて
これが、あのティラミスヒーロー?と少々気が抜けたというか、海外展開しているとは思えない意外な雰囲気に驚いたものでした。
きっと、このキャラクターと、キャラクターが描かれた瓶入りティラミス、女性受けするフレーバー、行列ができるスイーツという謳い文句のマーケティングが
日本人の心を掴んで、成功したのでしょう。
そこに目を付けた悪徳業者が現れた。
今回の騒動でティラミスヒーローを思い出し
そういえば息子のブギスでの習い事からなら、バスで5駅くらいで行けることを思い出し
先週の習い事帰りに寄ってみました。
1つ7.5ドルとなかなかのお値段。
甘いもの嫌いな息子や夫は食べないので、私の分だけ買って帰ろう…と思ったら
息子が、可愛い店内で食べて帰りたいと言い出し
息子は、ここで食べる必要無いでしょう、、なフレンチフライを食べ
私はオリジナルティラミスを食べました。
もうちょっとコーヒーが強めな味のほうがティラミスとしては好みですが、苦味がないので、息子にも分けたら、意外にも美味しいと食べていました。
お値段にはこの瓶も含まれているでしょうし
息子が細々した宝物(学校でお友達とトレードしてくるカラー輪ゴムとか、クリップとか)を入れたいというので
瓶を持ち帰って良いか聞いたら、きれいに洗ってくれました。
平日の夕方5時
店内は大学生くらいの若者男女がチラホラ入っていたけど、次々にお客さんが入ってきて大変な混雑という様子ではなく(店舗は駅前でないし、バス停からも5分位歩く)
奥の方のテーブルに座ったら、隣のテーブルでキッチンスタッフが賄いを食べ始め
なんとも、のどかな、、
日本の行列人気も、乗っ取られ騒動も、ここには何の影響もないかのような
店員さんたちも、平和なシンガポールのカフェの、のんびりさで
でも私は勝手に、日本人として、本家を応援します!みたいな気持ちで、お店を出たのでありました。
↓このキャラクター・アントニオに頭を突っ込んで写真を撮るのが定番のようだったので、私も頭を突っ込んで、息子に写真を撮ってもらいました。
キャラクター商品がけっこう並んでいて
こんなに作っているなら、もっと積極的に販売したら良いのでは…
これも、センス的に、シンガポールよりも日本のほうが売れそうな気がします。日本人は、キャラクター物好きですから。
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