フリーマントルの名物といえば、週末の金・土・日曜日だけ開くマーケット。
それに合わせて、私たちは金曜日~日曜日の2泊3日をフリーマントルで過ごし、金曜も土曜もマーケットへ行きました。
息子が、心行くまで3時間も公園で遊んで満足したあと、マーケットへ向かいました。
きみの遊びに付き合ったから、次はお母さんの遊びに付き合ってちょうだいね、と。
遊んでいたエスプラネードパークからフリーマントルマーケットまでは一本道を歩いて5分くらい。
歴史ある煉瓦造りの建物の中に、たくさんのお店が並んでいます(撮った写真の大半はデータが消えてしまったのだけど…)。
私たちが入ったところの近くに、古いピアノが置いてありました。
ジャズピアノを習っている息子も、できる限りの力で、”Despacito”や”Happy Birthday”などを弾き、通りかかった優しい人たちの拍手をもらいました。
マーケットの中は、雑貨店、アクセサリー店、石鹸、おもちゃ、衣料品、食品、いろんなお店が並んでいて
今まで訪れた東南アジアのマーケットとも、香港の夜市とも、パリのマルシェとも、ハワイのファーマーズマーケットとも、また違った雰囲気。
普段あまりジュースを飲みたがらない息子が、珍しく「飲んでみたい」と言った、コールドプレスのオレンジジュースがとっても美味しかった。美味しいものだけは欲しがるんだな。
近づいたら、とても香ばしく良い香りを漂わせる珈琲店があって、私はここでアイスコーヒーを買いました。
コーヒー豆を売るお店かと思ったら、持ち帰り用にコーヒーを淹れてくれることに気付き、特にメニューが無かったので、お店の人のお任せのブレンドでアイスコーヒーを作ってもらいました。
お店の女性に、ストロングでいい?と言われて、そうしてもらったら、ヘーゼルナッツのような甘く香ばしい香りがガツンと口と鼻の奥に広がって、とても美味しかった。
持ち帰りのスタンドなのに、こんなに一杯ずつ丁寧に入れてくれることに驚き。
最近シンガポールでも大人気のタピオカミルクティーを売るお店があったので、一杯飲んでみました。
美味しそうな店構えだったので買ってみたけれど、タピオカが硬くて、顎が疲れるくらい硬くて、ちょっとしか入ってなくて(たくさん入っていたら更に噛むのが大変だった)、不味かった。
いつも、KOI、LiHO、Tiger Sugarなどでよく飲んでいるタピオカは、柔らかくて、もっちりしていて、一粒一粒、とても美味しい。でもここのタピオカは、何個かまとめてくっついていたり、固まったグミのようだった。
人様の作ったものに不味いなんて言うのは失礼だと百も承知で言います、不味かった。
フリーマントルで滞在したホテルは朝食付ではなかったので、朝食用にフルーツを買って帰りました。
シンガポールのスーパーのフルーツ値段と比べると、とても手頃に感じました。コールドストレージなどで売っているフルーツはオーストラリア産が多いから、より新鮮な状態のものが、より安く手に入って、嬉々としてしまった主婦。
カットフルーツがフォーク付きでパックされていて、旅行者にも食べやすい。
シンガポールのスーパーでよく見かけるオーストラリア産イチゴは、粒が大きくて、全然甘くないけれど、ここで買った小粒のイチゴは、甘くて美味しかった!
グレープは、皮の弾力がすばらしく新鮮で、瑞々しく甘かった。
イチゴもグレープも、山盛りで5ドルずつ。ホテルの部屋にお皿がなかったので、グラスにちょっとずつ入れて食べました。
マーケットの中では、楽器の演奏をする人が何人かいて、息子はこの鉄器のようなものを撫でて美しい音を奏でるお兄さんのことが物凄く好きで、何度も聴きに行っていました。
マーケットの外では、チェーンソージャグリングや、ガソリン棒に火をつけてファイアージャグリングなど、危険なパフォーマンスをする人とか
途中でチェーンソーのガソリン切れでパフォーマンスが中断されたりして
「大丈夫?」みたいな目線やヤジを送る子供たちと、「心配すんな!」と強がるお兄さん。笑
酔っぱらってるんだか、ベテランの余裕なのか、よくわからないけど、ファンが多かったおじさん。
こういう大道芸人にも息子が夢中になって、思う存分見て行きました。
初日は飲み物とフルーツだけ買って、お土産に買って帰りたいものを下見して、翌日また行った時に買いました。
息子は、自分用と、友達のお土産に、SPLAT BALLSというプルプルした感触の不思議なボールを購入。これ、バン!と床に投げつけると、ベチャっと広がるのに、また元の丸い形に戻るボールで、子供に大人気。
4つで8ドルくらいだったと思います。8個購入。
フリーマントルのホテルはスリッパがなくて、日当たりの悪い部屋だったからか、滞在中ずっとエアコンを切っていたけど寒くて、夜はかなり冷え込み、バスルームのタイルが冷たくてたまらず、靴下を買いました。
初日に1足買って、暖かいし柄が気に入ったので、翌日もう2足買い足し。
ジュエリーのお店はたくさんあったけれど、天然石の色がきれいで、並んでいる物がどれも好みで目を引いたお店。
私がピアスの色を迷っている間、隣のお店の人が、ランチを食べながら、ずっと息子の相手をしてくれていて、おかげでゆっくり選ぶことができました。なんて優しいんだ。。
で、決めたのはこの色。70ドルくらいでした。
あとは、いわゆるオーストラリアグッズを売る「お土産屋さん」があったので、カンガルーのキーホルダーを息子のお友達へのお土産にたくさん買い、息子が欲しい欲しいと言い続けていたブーメランの置物も購入。
2日に渡って行ったので、けっこうじっくりと全部のお店を見て回ることができて、満足しました。
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