6日目。
朝からカバシャム動物園に行きました。
日本のガイドブックで、ここへの行き方を見ると、「レンタカーかツアー利用が一般的」と書いてあるのですが
日系旅行会社の催行ツアーは、だいたい朝8時~13時の半日で動物園&スワンバレーのワイナリーを回るもので、大人100ドル、子供50ドルくらいが相場(日系ではなく現地のツアーだともう少し価格が下がるとは思います)。
でも、それだと動物園はダイジェスト的にしか周れないし、ワイナリーも決まったところだし、もっとゆっくり動物と触れ合って、気分次第でワイナリーを回りたい。
カバシャム動物園とスワンバレーは、パース空港に近いので、公共交通機関やUberを使って、充分個人でも行けるんじゃないの?と調べたら、全然問題なく、電車やバスやUberで行けそうだったので、ツアー利用はせずに2人で行きました。
母子だと、料金的にはツアーと個人移動は変わらない気もしましたが、4人家族の場合、ツアー利用よりも個人で行ったほうがだいぶ安く楽しめると思います。
カバシャム動物園は朝9時開園なので、8時20分ごろホテルを出ました。
交通費の最安値を狙って、電車とバスで行ってみようかと調べていましたが、クラブラウンジでのんびり朝食を食べていたら、思ったよりも早く出られず。笑
Uberを呼んで、手早くカバシャム動物園へ。
この時、宿泊していたダブルツリー・バイ・ヒルトン・ノースブリッジからカバシャム動物園まで、37ドルの表示でUberを呼んだのですが
なんだか、Uberアプリの地図よりも、動物園が入っている広大なホワイトマンパークに入ってから、クネクネと原生林の森のようなところを走り、やたらと他のカフェやら、キッズプレグラの前を徐行して勧めてくるなぁ…と思っていて
渋滞していたわけではないのに、予定よりも20分くらい多くかかって到着。
話好きのドライバーだな、と思っていましたが、動物園まで行きたいと何度も言っているのに、近くのカフェで車を下ろそうとしたり、なんだかおかしい。
いいから早く動物園前まで走ってくれー!と言って、ようやく車を降り
なんだか嫌な予感がして、降車後にUber料金請求メールを見たら、「時間増し・距離増し」という項目が追加されて、59ドル請求されている!
すぐにアプリからUberに問い合わせをしたら、ものの10分ほどで、「22ドル返金します」という連絡がきました。
こんなこともあるんですね。必要以上によく喋り、目的地以外を案内したがるドライバーが怪しいのは世界中どのタクシーでも共通。料金が怪しかったらすぐ通報。
そんなゴタゴタがあり、8時50分ごろには着く予定が、9時10分くらいに入場。
朝9:00~9:30のコアラとの撮影タイムに行きたかったので
入園してから、急いでコアラの所へ!
平日の朝、空いてるだろうと思っていたけど、めちゃくちゃ空いてる。
コアラに、すぐ会えちゃう。
ウィンクしてる!可愛い!
コアラは、手の甲を使って、背中のみ撫でることができます。
想像していたよりも、毛の触り心地が良くて、暖かい。
こんな写真撮影のための置物もあり。
9:30間際、もう誰もコアラの列に並んでいる人がいなかったので、もう一回会いに行きました。コアラってオーストラリアではこんなに気軽に会えるもんなん…?
次は、9:30から始まる、ウォンバットと会える撮影場所へ。
なんか、新しい家族写真風ですけど。笑
想像以上に、ぼや~んと、だら~んとしていた、ウォンバット。
ここには、他にも小さな動物や鳥・爬虫類がいました。
くりっとした目が可愛いポッサムとか。
人形のようなビジュアルのフクロウとか
息子が、「気持ちいい~」と言いながら触っていた爬虫類とか…
お母さんは触れませんけども…
…と言っていたら、蛇きたーー!!
これも「気持ちいい」と言いながら触っていた息子。何が?どこが?気持ちいい??
男子の謎は年々深まるばかり…
次は、10:00から始まるファームショーへ。
ショーの建物入口でカウボーイハットを被ったおじさん(ショーを実演する人でした)に会い、「真ん中から上の列に座りなさい」と言われたので、中央の真ん中くらい座りました。
なぜかと思ったら、途中で鞭を振り回すパフォーマンスがあり、小さい子には危険なのと、大きな音が出るから、子供がビックリしないように、ということかな。
初めて羊の毛刈りを見た。
広げると絨毯のよう。昭和の頃って、親戚の家や友達の家に行くと、こういう絨毯を敷いた家がよくあったな。
このショーで、息子が楽しみにしていたのは、子羊のミルク早飲みレース。
観客から子供が数人選ばれて、哺乳瓶で子羊にミルクを飲ませるレースがあるというのを事前に調べていて、息子に話したら「やりたい!」とやる気満々。
でもこの日、平日だから空いていると思いきや、けっこう旅行者の子供がいたし、地元の小学校の遠足グループが来ていて、息子くらいの年齢の子がいっぱい。
これは、選ばれるのは難しいかもよ~…と言っておいたのですが
子供6人の枠に入り込むことができました。
おー!やったね!
「羊の赤ちゃん、可愛かった~」と大満足で帰ってきた息子(羊が登場したところは動画しか撮っていなくて写真はありませんが)。
どうやら、、、
「ハイハイハーイ!!」と元気に手を挙げても、他のオーストラリア人の子供たちに埋もれてしまって負けるだろうから
良い子にキチンと座って、ピッとまっすぐに手を挙げて、カウボーイおじさんに「僕やれます」的なアイコンタクトを取って、「良い子のアジア人枠」を狙ったんだそうです。
計算してるな!!!笑
ショーが終わったら、大きな牛の乳しぼりができたり
柵越しだけど、羊の赤ちゃんとまた触れ合えたり
良い体験ができました。
最後は、カンガルーのふれあい放題広場へ。
いる…
たくさんいる…
餌が置いてあるので、自由に取って、カンガルーとふれあうことができました。
カンガルーって立つと大きいし、けっこう筋肉があるというか、よくボクシングのような動きをする映像を見るので、私はちょっと怖かったのですが
怖いもの知らずな息子は、どんどん近づいていました。
私も、まぁ大丈夫だろうと写真を撮っていましたが、こうやって見てみると、爪すごいな。。
休む時は、土に穴を掘って居心地の良いくぼみを作って入るようです。
足を、べろ~んと投げ出して、色っぽい感じで寝るのね。
大人のカンガルーは、走るとかなり早かった!
でも正面に人がいると警戒するのか、止まります。突進してくることはありませんでした。
餌置き場のすぐ近くのカンガルーたちは、もうお腹いっぱいで休んでいる場合が多く
餌を持って奥のほうに行ってみると、お腹をすかせたカンガルーがたくさんいました。
なので餌を取りに、何往復したことか…
よく食べる
息子の手を押さえて食べてる
お腹の袋に赤ちゃんが入っているお母さんカンガルーも見ることができました。
それにしても、警戒しないというか、人馴れしているカンガルーたち。クォッカもそうだったけど、オーストラリアの動物たちは、そんな感じなのかな。
何度も、「そろそろ行こうか~」と声をかけても
「シンガポールに帰ったら、もうカンガルーとこんなに近くにいられないんだよ!」と言われ、名残惜しくて、長居…
そんなに広くないカバシャム動物園
子供とじっくり回って、3時間くらい過ごしました。
ツアー利用だと、ダイジェストで回って次に行かなければならないらしいので、動物が大好きな方、小さな子供連れの家族は、個人で行くと、思う存分、動物たちと触れ合えます。
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