ミニ四駆を買いにSATRGEKに行った後、さて次は何をしようか…と考えて
息子がどこか公園みたいなところで遊びたいと言うので、探してみたら
広いフォートカニングパークの、リャンコートの向かい側に、新しい公園ができているようなので、MRTに乗って向かってみました。ちょうど明治屋で買いたい物もあったし、DT線に乗ってしまえば、マクファーソンからフォートカニングまで、すぐでした。
リャンコートの本当に目の前。2階から繋がっている歩道橋を渡ると、そこがもうJubilee Park。
これは、明治屋での買い物ついでに遊べて、便利ですね。
そういえば今月下旬にグレートワールドシティに2号店をオープンさせると発表していた明治屋さん、そろそろオープンでしょうか。そして、リャンコートの明治屋ってどうなるのでしょうね。
シンガポールに来て、日本のような公園が無いと思ったんです。
HDBの敷地内には、滑り台のような遊具があるけれど
都会のオアシスのような、子供の遊具がある、広い公園が無い。
世界第二位の紫外線の強さと、一年中高い気温、激しいスコールがあるので、外遊びをするという概念がないのだな…と、公園が無いのは仕方ないと思っていて
その代わりに、ガーデンズバイザベイの水遊び場や、ショッピングモールの水遊びプレイグラウンドなど無料の遊び場が充実しているのだから、いいじゃない、と思っていました。
自然の中の広い敷地で、思う存分走り回れる公園と言ったら、ボタニックガーデンが家から近いのですが、なんせ広すぎてチルドレンズガーデンに辿り着くまでが暑い。
ウッドランズの巨大滑り台がある公園も大好きだけど、遠い。
シンガポールで公園に行くというのは、それ目的で、その日のメインイベントとして出かける感覚なのだと思ってきましたが
このJubilee Parkは、まさに私が求めていた、「買い物ついでにちょっと寄れる公園」ではないですか。
あまり見たことがないような形の遊具があって、面白い。
リャンコート前という場所柄、遊んでいるのは日本人が多いのかと思っていたけど
おそらくシンガポール在住の欧米人ファミリーのほとんどが情報を得ていると思われるSassy mamaで6月4日付けで紹介されたばかりだったからか、たくさんの欧米人ファミリーが遊びに来ていました。
息子の荷物を預かって、ベンチに座って待っていたら
気付いたら、息子が誰かと遊んでいて
同じ学校の、違うクラスのスイス人の男の子と、その妹と、3人で遊んでいて
ほんの30分くらい遊んで帰るつもりだったのに、結局2時間も遊んでいた。
いつも思うのだけど、シンガポール人も、欧米人も、子供から目を離さないし、すぐ近くに付いて見守って子供を遊ばせるから、遊具の周りには、大人がたくさん見守っている。
スイス人のパパが付いていてくれたので、私は木陰のベンチから見物してしまった。
公園に着いた頃は曇っていたので、ちょうど良い涼しさだと思っていたけど
だんだんと晴れてきて、すごい日差しと暑さ。
公園の入り口に自販機はあったけど、マメに補充されるかは不明なので、飲み物は持参したほうが良さそうです。
日焼け止めとサングラス必須。
夕方5時になって、「そろそろ帰るよ~」と息子に声を掛けたら
「あと10分!!」と言うので
「いや、5分」と返したら
「あと7分!!!」と粘られた。
そんなアジアの市場の値切りみたいな交渉、どこで覚えたんだか。。
お友達兄妹に別れを告げ
何やらエスカレーターを昇って、フォートカニングパークのもっと中に入ったところでイベントをやっているらしい看板があったので、行ってみました。
フォートカニングには、戦時下のイギリス軍の地下壕 The Battle Boxが今でも残されており、戦争の歴史が濃く残る場所。
ちょっと気軽に散歩…という気分では寄れない場所だったのですが
新しいプレイグラウンドができたからか、イベントの日だからか、たくさんの人が歩いていたので、初めて散策してみました。
「すごいね、ジャングルみたいだね。でもジャングルに中にエスカレーターがあるのが、シンガポールだね」と、よくわかってきたね、息子。
↓ 自然に融合した屋根が付けらたエスカレーター。
バリ島の、ウブドのあたりにありそうな水場。
けっこう水が濁っていて、、というか、蓮の花の池だと思うのですが、欧米人の小さな子供たちが、パンツ一丁でこの水の中に入って遊んでいました。勇気があるな。。
息子は、瓶からお水をいただいて
長いエスカレーターを昇ったところで、右側に進んだらイベント会場があったようなのだけど
道案内板を見ていたら、以前から一度行ってみたかったホテルがすぐ近くにあることがわかったので、イベント会場に行くのはやめて、そのホテルへ向かってみました。
かつて英国極東司令部だった建物を改装して造られた、ホテルフォートカニング。
旅行でシンガポールに来ていた頃、何度も泊まろうとして、やっぱり戦争の歴史が残るジャングルの中のホテルで夜を過ごす勇気がなくて、やめていたのですが
建物は一度見てみたかったのです。
暑かったし、ラウンジでお茶でもしたかったのですが
TAMIYAのミニ四駆が4つも入った大きなビニール袋やら、明治屋のビニール袋やら、ガサガサ抱えていたし、公園帰りで汗だくだし、公園でドロドロになったスニーカーを履いた小学生がいるし
歴史ある建物の優雅なホテルに入らせて頂けるような身なりではなかったので、外観だけ拝んで帰りました。
いつかお茶しに行きたい。
昼間に、大人だけで。
このホテルの正面から駐車場を抜けて、道を下っていくと、すぐにプラザシンガプーラが見えて、ドービーゴート駅周辺に出ました。
いつもバスで通り慣れた道、買い物に行く街で、ちょっと足を踏み入れたら大自然溢れるNature Parkがあるというのが、シンガポールの良さだと思います。
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