ある週末、4家族でコンドのファンクションルームで集まって、美味しいものを食べながら遊んだので
パパたちのお酒のアテになる手土産を探しに行きました。
日本にいた時は、デパ地下に行けば、とりあえず話題のお菓子や気の利いたおつまみが買えたものですが
シンガポールでは、ISETANに行っても、日本人が考えるような手土産は売っていません。
何故だろう?…と考えてみたら、外国人は、手土産という物を持って人様を訪ねる習慣は無いのではないかと。
バースデーでもその他パーティーでも、ホストが招待する、ゲストは行って楽しむ。
持ち寄りのポットラックパーティーはあるけど、日本のようなお気遣い菓子折り持参制度は無いのだな、と。
今回も、手ぶらで来てね、とのことだったのだけど、日本人のパーティーで本当に手ぶらで行くわけにはいかない。
これが行間を読む日本の手土産文化の面倒な所と言われるとそれまでではありますが
何を持っていこうかな?と考えたり、知らないお菓子を教えてもらったり
まぁそれが1つの楽しみであります。
前置きが長くなりましたが、結局私は何を持っていったのかと言うと
ビールのアテに、前から食べてみたいと思っていた、ラッフルズホテルのプロウンロールにしました。
2019年3月現在、改装工場中でホテルは休業していますが
ラッフルズギフトショップは営業しています。
ラッフルズのユニフォームを身に着けたドアマンがいるけれど、入る時も出る時もドアを開けて貰えなかった私は、ラッフルズに相応しい客には見えなかったのかもしれません。
そういえば15年くらい前に、ラッフルズホテルでお茶でもしようと訪れた時、ショートパンツを履いていた夫はドアマンに止められて、ホテルのドアをくぐる事すら許されませんでした。
相変わらず敷居が高いわ、ラッフルズホテル…。
そんなラッフルズギフトショップ、普段使いではない素敵な雑貨や食品があるので、旅行のお土産のみならず、在住者のちょっとした手土産になるような物があります。
例えば、有名なカヤジャムとか
ロングバーの名カクテル・シンガポールスリングの素とか
シンガポールスリングのアテに散らかしながら食べる殻付き落花生とか。
ちなみにこちら、麻袋だけS$13.9なのに、落花生がいっぱい入ってS$15.9。
落花生入りがとてもお買い得な設定なのか、よくわかりませんが…。
この落花生を手土産にしようかとも考えたのですが
アラフォー揃いのパーティーで、みなさんインプラントやらセラミックの歯が入っているようなので
酔っ払いながら、私が持っていったピーナッツを齧って、万が一、口腔内の高級な歯が欠けた、という事態になっても困るので、、(ナッツやポップコーンの硬いところで歯が欠けたという話、よく聞きます)
今回は、プロウンロールにしました。
香ばしく、ぴりっと辛くて、ビールによく合いました。
手土産としては、S$13.9と手頃。でも日常的に自分で買っては食べないし、素敵な紙袋に入れてくれるので、手土産映えします。
ギフトショップを出て、すぐ近くにあるYY Kafei Dian 喜園珈琲店に寄りました。
ラッフルズホテルとサウスビーチが目の前という絶好の場所にある、ローカルコーヒーショップ。
ローカルのお年寄りが新聞を読みながらのんびりしているのに混じって
場所柄、出張でこの近くに泊まっているのであろう、長袖シャツやスーツを着たビジネスマンがいるお店。
ここのカヤトーストは、厚切りのふわふわトーストを、ちょっとトースターで炙り、あまり甘くないカヤジャムとバターを挟んでいて、とても好みです。
たまーに食べたくなる、カヤトーストと、甘いコピ。
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