沈む


昨年の3月は、まだシンガポールに来て半年くらいで、そう知り合いも多くなかったし、息子が小学1年生で入学したところだったので、まだ本帰国する日本人の知り合いはいなかったのですが


今年は初めて、本帰国する方々を見送る淋しさを知り、母子ともども、淋しさに溺れて気分が沈み切っていました。


今年は特に本帰国が多いとよく耳にしますが、身の回りの人々だけでなく、シンガポールに来てからたくさんの情報をいただいた在星の長いブロガー・インスタグラマーさん(勝手に拝見しているだけなのですが)も、続々と帰国されている気がします。


これが、外国に住むということなのでしょうね。。



日本に帰る皆様を見送りながら、帰る予定のない自分に不安になったり


常夏シンガポールに春はないのに、日本と同じように、春はお別れの季節、みんな旅立っていくんです、、と歌いたくなるような季節がやってきて、Youtubeで懐かしの歌を観て感傷に浸ってみたり。


夕ニャン放送時は小学生だったので、この世代でもないのですが、今聴いても名曲。


これ、「ダメよ、泣いたりしちゃ」で泣いちゃうんですよ。

悔しいけど(←なぜ悔しい?)秋元康さんは昔から普通な物事を上手に操る天才だなぁと。




駐在の方は、辞令で本帰国されて行かれますが


自分たちの意志で本帰国されていく方は、また違った決意があり、そういった方々を見送る時は、また自分の人生を見つめてみたり、、。



息子のお迎えの時に、子供たちは校庭で遊び、母たちは日陰で喋って、校門が閉まると近所のホーカーに移動してお茶して帰ったお友達は、駐在ではなく、期間限定で研究のためにシンガポールに来ていたので、知り合った当初から期限を教えてもらっていたのだけど


お別れの実感のないまま見送る日を迎え、今週になって、お迎えの時にあのご一家の姿がないことに、淋しさの実感がやってきました。


子供たちの遊びに付き合って、汗だくになってホーカーで飲む100plusの美味しかったこと。。




帰任ではなく、駐在で来ていた会社を退職して、日本で起業をするために帰国されたご一家とは


きっと、そう遠くない将来に、またシンガポールで出会えることを願っています。


素晴らしい旅立ちに、乾杯!




子供たちも、乾杯!



シンガポール生活の最後の晩、JWマリオットのクラブルームに滞在されていた皆さんにご挨拶をと、図々しくクラブラウンジにお邪魔してしまいました。



大きな決意と意思で本帰国された方々を見送り


私はいつまでここで暮らして行けるのだろうか?


子供がどんどん育っていく中で、私はどうやって生きて行こうか?



少し考える、常夏の春です。




Familytravelog,Our Singapore Life.

2017年からシンガポールに住んでいます。 【メッセージはfamilytravelog@gmail.comへお願いします】

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