少し前に、HDBの屋根付き広場で開催されていたMovie Nightに行ってきました。
同じ街に住むお友達が、バスの車窓からこのお知らせを発見して、教えてくれたもの。
上映されるのは、「Incredibles 2」。
チケットは1人 S$2(約165円)で、アイス、カチャン プテー、ポップコーン付き!
二日前に、Buona Vista CCにチケットを買いに行ったら、久しぶりに、筋金入りのシンガポール英語の年配の職員さんで。うまく会話ができずに、どうしようかと焦りましたが…
職員の皆さん、ものすごく親切で。私の家から上映場所まで行けるのか心配してGoogle Mapで道案内してくれたり、丁寧にチケットの説明をしてくれたり。日本からやってきて、そんなに言葉が通じなくて、苦労をしていないかと、心配してくれたり。。
私が日本で生まれ育った街も、子供の頃は、年配の人たちが下町言葉を話す文化が残っていて、役所の職員さんたちは筋金入りの下町言葉。街の開発が進んで、他の街からたくさんの人々が転入してきたのだけれど、転入手続きするのにも役所の職員さんと言葉が通じない。職員同士が苗字ではなく屋号で呼び合っているから、やっとのことで「次は〇〇さんの所へ行け」と聞き取っても、そんな苗字の人はいない!と困惑した、、、という話を思い出して懐かしくなりました。
そんな感じで、私と息子のチケットを買ったのですが
なんと!
翌日、お友達がチケットを買いに行ったら、Sold Out!!
1人2ドルですから…人気なんでしょうね。
そんな訳で、息子と2人で、HDBのMovie Nightに初潜入することになったのですが(普通にチケットを買っていったので、潜入したわけではないけど)
Buona Vista CCの職員さんたちが心配していた通り、初めて入るHDBの上映場所が全然わからず
通りすがりのご家族に、どこか聞いてみたら、なんと親切にも、お父さんと子供たちは先に部屋に帰り、お母さんが一緒にここまで連れてきてくれました。なんて優しいんだろう~。
ところで、どうやって映画を上映するのか?2ドルだし、もしかして白い壁や幕にでも写すのか?と思っていたら、ムービートラックが広場に横付けしていました。自分の考えの古さにビックリ。。
映画が始まる前に、チケットで食べ物を貰いに。
ポップコーンはキャラメル味。
カチャン プテーもあったけど、これは貰わず。
息子はアイスが嫌いなので、私の分だけアイスを下さいと言ったら、「駄目よそんな、遠慮しないで!!」と2つ手渡してくれました。みんな本当になんて優しい人たちなんだ。
ライムとストロベリー、私が2個食べました。
そして、チケットには書いてなかったけど、バルーンアートも作ってもらい放題!
黄緑色のTシャツを着たおじちゃんとおばちゃんが、上手に作ってくれました。
バルーンアート大好きな息子。
銃、剣、プードル、、4つくらい貰ってきました。
時間になって、上映開始。
画面の前にシートが敷かれ、子供たちはそこで座って鑑賞。
男子は、バルーンの剣を持って戦いながら観てるし…うちの息子も、隣の知らない男の子と、手はソフトに剣を交えながら、目は映画を観てたし…男子のやることはよくわかりません。
映画が始まっても、電気は点いたままだったので、映画というより、みんなでテレビを観ているような感じ。
おそらく、食べ物を貰っていた人はチケットを持っていたと思いますが、通りかかったチケット無しの人たちも、観ていました。金曜の夜だったので、会社帰りのお父さんが寄っていたり、お風呂上りの子供たちを連れたお母さんが、途中から来たり。
HDBの自治会のイベントみたいなものなのでしょうか?近所の知り合いが集まって喋る夏祭のような雰囲気。
私たちのような、近隣エリアからやってきた外国人家族もチラホラいました。
Incredibles 2は観たことがあったけど、けっこう細かいところは忘れているもので…もう一回楽しめました。
最後に、ペットボトルの水まで配られて、至れり尽くせりな2ドルMovie Night。
思いっきり、MIZU!!と書いてある水。
同じ街に住むお友達は、もうすぐ本帰国。
在住が長く、ローカルのことにも詳しいので、もっとこういう世界を教えて貰いたかった。残念。。
これからは、自分でも、知らない世界に飛び込んでみよう。
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