ジョージタウンの壁画ワイヤーアート巡りの最後に向かったのは、同姓の一族が暮らす水上集落。
私たちは、周一族のChew Jettyに行きました。
19世紀に福建省からペナンに渡ってきた中国系移民が同姓一族ごとに造ったもので、現在は観光地化されていますが、今もここで生活されている方々がいます。
お店もあって、ここが水上というのが不思議な感じ。
この4~5人前くらいの量のラーメンが入る大きな椀の麺屋さん、ペナンの名物?らしい。今回は機会がなかったけど、食べてみたい、というか見てみたい。
スコールが心配になる、水上家屋。
進んで行くと、水辺の船着き場に出ました。
で、、
ここで、ふと振り返ったら
水上家屋の壁に、壁画を発見。
これは!
シンガポールの壁画家、Yip Yew Chongさんの画風では?
すぐにHPを調べてみると、やっぱりYip Yew Chongさんの描かれた「Folklore by the Sea」でした。
シンガポールに引越して来た年、街を歩いて覚えようと、散歩がてらYip Yew Chongさんの壁画を探し歩くのが楽しくて。
その当時はまだ、頑張れば制覇できそうな数だったし、インスタにご本人からコメントをいただくこともありました。最近はすごい人気で、すごい勢いで壁画が増えているので、追い切れずにいます。
なんとなく、アップルのイベントでYip Yew Chongさんご本人に会えてしまったのが、シメのような気持になっていたのですが
こうして、ペナンの街で、ふと出会えたのは、とても嬉しかった。
このジェッティを歩いていたのは、もう日が暮れる頃。
シンガポールは一年中、日没が7時ごろなのですが、7月のペナンは、だいたい日が暮れるのが夜7時半ごろで、シンガポールよりも遅い。
この写真の頃で既に7時を過ぎていたのに、まだ明るかった。
この、船が進む風景を眺めていたとき
どこからか、山口百恵さんの「さよならの向こう側」の中国語カバー曲が流れてきて
これってどっかで見たような…とyoutubeを探したら、これだ。10年くらい前の旭化成のCM。
この曲をご本人が歌われていた頃は知らないのですが、国内外でたくさんの人にカバーされて、いつ聴いても良い曲だなと思う。
ペナンでは、Grabの中でもこれがかかったことがありました。ドライバーが、日本人客に気を遣ってくれたのか、日本人の歌の中国語カバーチャンネルみたいなものを流してくれて、この曲の他に、長渕剛の「乾杯」の中国語「カンペイ」バージョンとか。。
ちょっと苦笑いだったけど、自分たちの意思で日本を離れた一家としては、ちょっとほろ苦い郷愁みたいなものがありました。
ジェッティ近くのバスインターチェンジから、ジョージタウンを走る無料バスに乗って、Eastern & Oriental Hotel近くまで移動。
夜のシティホール。
夜景を見ながら歩いて…
夕食は、レッドガーデンへ。
観光地ホーカーだから値段は普通のホーカーよりも高いようですが、シンガポールの観光地ホーカーであるラオパサとかニュートンサーカスに比べたら、レッドガーデンは2分の1か、3分の1くらい。
シンガポールのホーカーと違うのは、先に席を見つけて、注文の際に席番号を伝えるところ。どのストールでも注文だけして、席に運ばれてきた時点で支払いをするシステム。
Char Koay Teowのドライとスープを食べ比べたり、ペナンの名物だというニンニクがたっぷり乗った焼き茄子、クレイポットカリーなどを食べました。
子供たちは、美味しい美味しいと餃子をほおばっていました。大人には回ってこなかった。
よく食べて、よく歩いた、ジョージタウン初日。
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